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若田光一さん 和の心でまとめたい…「船長」誕生へ

 国際宇宙ステーション(ISS)の指揮を日本人が執ることになった。17日、日本人として初めてISSのコマンダー(船長)に就任が決まった宇宙飛行士の若田光一さん(47)は会見で「『和の心』を大切にしてチームをまとめたい」と笑顔を見せた。誰からも好かれる厚い人望と抜群の技術、宇宙飛行士としての豊富な経験を評価されての抜てき。ISSの運用のすべてに責任を持つ緊張感を胸に、若田さんは13年末の打ち上げを待つ。

 ◇支持得た技術、経験…重責にも笑顔で会見

 若田さんは17日午前、訓練中の米テキサス州ヒューストンからテレビ会議システムで会見した。青色のユニホーム姿で、少し緊張した面持ち。「これまでの積み重ね、信頼感があってこそ日本にコマンダーを任せる時代になった。『和の心』を大切にしてチームをまとめ、最大の成果が出せる体制を作りたい」と抱負を述べた。

 日本時間の16日深夜、ISS参加各国の運用会議が開かれ、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が若田さんをコマンダーに推薦。各国からの支持を得て決まったという。同時に滞在する搭乗員5人はこれから決める。

 若田さんは「92年に飛行士候補に選ばれてから19年間、先輩の築いた業績を一歩でも前に進めようと努力してきた。あっという間だった」と振り返り、「過去3回も毎回、これが最後と思って臨んできた。今回も、学んできたことを全部出し切るつもりで臨みたい」と笑顔で語った。

 コマンダーの資質として「適切な状況判断とチームワーク、中でもコミュニケーションの要となることが非常に重要」と説明。09年の長期滞在時は、ロシア人のコマンダーが「どんなに仕事が忙しくても、1日3度の食事には全員で集まろう」と言い続けたのが心に残っているという。若田さんは「ISSはジャンボ旅客機の1・5倍の広さ。実験でまる一日、他の飛行士と顔を合わせないこともある。それだけに、家族だんらんのように食事をする機会は大切です」と話した。

 日本人の飛行機会が限られる中、2度目の長期滞在に選ばれたこと自体が予想外だったという。それもコマンダーという重責を負っての任務だ。ロボットアームの操作技術は、米航空宇宙局(NASA)で教官を務めたこともあるほどの水準。米露以外の飛行士の中では豊富な経験を生かし、「指揮官として顔が見えるアピールをすると同時に、日本の宇宙開発を新たな段階に進めたい」と熱く語った。

 コマンダー就任を17日未明、若田さんに国際電話で知らせたJAXAの山口孝夫・有人宇宙技術開発グループ長は「若田飛行士の指導力は天性のもの。チームを引っ張れる統率力が各国にも高く評価された」と喜び、「長期滞在員6人の生命を預かる重責。若田さんの仕事ぶりは、後に続く日本人飛行士にも励みになる」と期待を寄せた。

 ◇世界のトップ10

 宇宙飛行士に関する多くの著作があるジャーナリスト、林公代さんは「若田さんには、高い人望と技術があり、生死のかかった現場でも責任を果たしてくれるだろうという厚い信頼感を集めている。現在の世界の宇宙飛行士の中でもトップ10に入る人材だ」と評価する。「ISSに参加することによって日本は宇宙先進国の米露に肩を並べた。コマンダーとなれば、各国を指揮する立場になる。意義は大きい」と活躍に期待を寄せる。

 ◇大きな誇りだ

 日本航空時代の同僚、水間洋一さん=品質保証部企画グループ長=は、「日本に戻らずにチャレンジを続けていることに感心していたところだった」と話す。日本人初のコマンダーとなることについて「小さな船の中で大変重い任務。各国の飛行士が手を取り合うための能力や考え方が評価されたのだと思う。大きな誇りだ」と声を弾ませた。
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