FC2ブログ
1日1日のニュースを心と日記に記録していく
↓他のニュースは↓
人気blogランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 ニュースブログへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 <
 | トップページ | 

菅首相:谷垣・自民党総裁に入閣を要請、本人は断る

 菅直人首相は19日午後、自民党の谷垣禎一総裁に電話し、東日本大震災の対策を与野党一体で進めるため、副総理兼震災復興担当相での入閣を要請した。しかし、谷垣氏は「あまりにも唐突な話だ。今は体制をいじるのではなく、被災者支援や原発への対応に全力を尽くすべきだ」と拒否した。谷垣氏への入閣要請は、民主、自民両党の「大連立」を意味する。自民党は震災対策では政府に全面協力する方針だが、大連立には拒否反応が強い。成算がないまま「直談判」に踏み切った首相の手法に、民主党内からも疑問が出ている。

 自民党は19日夕、党本部で臨時の幹部会合を開催。谷垣氏が首相との協議内容を説明したところ、入閣拒否に異論はなかった。この後、谷垣氏は首相に電話し正式に断った。首相は「残念だが、分かりました」と答えたという。

 谷垣氏は記者会見で、首相から「国家的危機に責任を分担してもらえないか」と求められたことを明らかにしたうえで、「新しい連立を作る提案だとすれば、政策をどうするかなど前さばきがなければならない。最初からトップダウンでやるのは私の政治手法からすると順序が逆だ」と首相を批判した。

 民主党の岡田克也幹事長は18日の「各党・政府震災対策合同会議」で、閣僚を3人増員する内閣法改正を野党に提案した。自民党は増員には賛成したが、石原伸晃幹事長は岡田氏に「首相が思いつきで総裁に電話すると混乱するので気をつけてほしい」とクギを刺していた。16日には仙谷由人官房副長官が自民党の大島理森副総裁、石原氏と会談し、同党からの入閣を打診したが、そこでも大島氏らは即座に拒否している。

 自民党は11年度予算関連法案のうち特例公債法案に賛成する条件として、政府・民主党に子ども手当の凍結や高速道路無料化の廃止を求めている。政策的な隔たりを棚上げしたまま大連立に応じれば、党内基盤が弱い谷垣氏に反発が強まりかねない。大島氏は19日、那覇市での党会合で「(震災対策は)まず内閣が全責任でやり、足らざるところは私どもが全面的に協力する」と述べ、大連立を打ち消した。

 首相がこうした状況を承知で谷垣氏に入閣を要請したのは、被災者支援が本格化するのを前に野党に責任の共有を迫り、政権への批判をかわす狙いも透ける。江田五月法相は19日、「政府で野党に何らかの役割を担ってもらうなど、(与野党協力を)どうやって制度化していくかだ」と記者団に語り、首相に理解を示した。

 一方で、谷垣氏が入閣を断れば、批判は野党に向かうという計算も働いたようだ。非主流派のある民主党幹部は「水面下で探りを入れていないのだから、うまくいくわけはないが、政権にとって損する話ではない」と指摘した。一方の自民党側も「こちらが断れば『こんな大変なときに協力しないのか』という雰囲気になる。成功すればもうけもの。民主党の考えそうなことだ」(幹部)と同様の見方を示す。

 別の民主党幹部は「首相は公明党の山口那津男代表の入閣も考えていた」と明かす。しかし、山口氏は19日、取材に対し「公明党に入閣要請や連立の打診はない。仮にあったとしても受けることは考えていない」と明言した。
ニュース人気ブログ ニュースFC2ブログ ニュースブログ村
 | トップページ | 
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://newsdojo.blog54.fc2.com/tb.php/2571-7b69a44b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック