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「ポポポポーン」は北海道産 ACジャパンの「あいさつの魔法」

 東日本大震災のためにスポンサーがテレビCMを自粛し、大量に放送されることになったACジャパンの公共広告。中でも、かわいらしい動物のアニメと「ポポポポーン」のメロディーが耳に残るキャンペーンCM「あいさつの魔法」は、ネットをはじめ全国で話題となった。実はこの作品を制作したのは東急エージェンシー北海道支社で、北海道在住のクリエーターを起用した道産子CMだった。(札幌支局 藤井克郎)

 このCM、6月末までキャンペーン中で、その期間は個別取材には応じられないという。ならばと、ACジャパンを通じて文書で回答してもらった。

 それによると、チーフディレクターは東急エージェンシー北海道支社の若浜明子さんで、昨年1月末にプレゼンテーションを行い、3月初旬に決定。3月から5月にかけて制作したという。

 テーマはあいさつの励行で、CMをご存じない人のために説明すると、男の子が「こんにちは」と話しかけると、ワンちゃんが「こんにちワン」、「ありがとう」と言葉をかけると、ウサちゃんが「ありがとウサギ」と応えるなど、アニメと音楽で子供たちにあいさつの大切さを訴えるという作品だ。子供がスキップする表情や「ポポポポーン」の歌詞が何ともほほえましく、テレビで流れるたびについ見入ってしまう。

 東急エージェンシー北海道支社によると、作品をアニメにするというアイデアは最初からあったという。「楽しさを表現する上で、音楽も重要なポイントと考えていた。動物をモチーフにしたのは、生き物はみな『仲間』だからです」

 音楽を担当したのは、札幌の音楽制作プロダクション、ジョーダウンで、普段は主にCMやゲームなどの音楽を作っているという。プロデューサーの冨井昭次さんによると、今回のCMでは「かわいらしいキャラクターたちが『あいさつ』することで起こす奇跡を、シンプルに夢のある音楽で表現することを目指した」という。

 「札幌は豊かな自然と先進的で都会的な面とのバランスがほどよくて、クリエーティブなもの作りには理想的な環境だと思います。食べ物もおいしく人々もおおらかで優しくたくましいこのすてきな北海道から、心に届く音楽を全国へ発信したいと考えています」と冨井さん。

 ちなみにこのCMの作詞に関しては、東急エージェンシーの若浜ディレクターとコピーライターが作成。歌っているのは野々歩(ののほ)さんという歌手で、この人は残念ながら北海道人ではないが、東急エージェンシーでは曲を制作する前から彼女に歌ってもらうことに決めていたという。

 動物の声は当初、それぞれのキャラクターに合わせて人選する予定だったが、バランスがよかったことから、作曲を手がけた嶋倉紗希さんがすべての声を担当することになった。嶋倉さんも札幌市を中心にシンガー・ソングライターとして活動している道産子だ。

 一方、イラストを手がけたのは倶知安町出身のyukkyさん。東急エージェンシーでは、起用の理由について「たくさんのキャラクターを描き分けられる実力があること、かわいらしくなりすぎない、こびないタッチが、子供だけではなく大人の心にもひっかかりのあるキャラクターを作ってもらえると考えたからです」と話す。

 yukkyさんは、今回のイラストを描くに当たって気をつけたこととして、「第一には、くすっと笑って『いいねえ』と言っていただけることです。そして子供が興味を持ってくれたらなあと思いました」と答える。

 CMには、「こんにちワン」「ありがとウサギ」のほか、「こんばんワニ」「さよなライオン」などたくさんのキャラクターが登場するが、中でも本人が気に入っているのは「いってきまスカンク」だ。「ピンクのモヒカンでOKをいただけたのがすごくうれしかった。でもすべて楽しく描かせていただきました」

 北海道で活動を続けているのは「本当に単純に北海道が大好きだから」というyukkyさんは、「人もいいし、街もいいし、自然もいいし、食べ物もおいしいですし。子育てをしながらイラストを描くにはとってもベストな土地だと思います」と話す。

 このCM以降、ウェブサイトを見て興味を持ってくれた道外からの依頼など仕事が増えたという。今後は「イラストレーターになってからの次の夢は絵本作家になることだったので絵本を書いたり、それだけではなく大きなキャンバスに思いっきり大きな絵を描くような画家にもなってみたいですし、自分の描いたイラストを自由自在に動かしてみたいので映像もやりたいですし。とにかく絵を描くことならジャンルを問わず自分の興味のあるものを片っ端からやっていきたいです」と意欲を見せる。

 東急エージェンシー北海道支社では「特に北海道に限って注意していることはない」というが、今回のCMについては「楽しくあいさつを覚えてほしいというのがねらいですので、押しつけがましさが出ないように気を使いました」と振り返りながら、名フレーズの「ポポポポーン」が誕生した秘話を教えてくれた。

 「企画当初から、子供が素直に興味を持ってもらえるよう、友達が登場するときの音として、何かおもしろい擬音、おもしろい言葉を歌詞に加えたいと考えていて、それをどんなものにするかに気を使いました。さまざまな候補がありましたが、飛び出すことをイメージしやすいという理由から、コピーライターから出された一番シンプルなポポンという言葉に決定しました」

 最終的に、曲にのった状態でベストな言い方として、あの「ポポポポーン」になった。
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