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片山被告が記者に“動機”初告白「最初は腕試しのつもり」

パソコンの遠隔操作事件で無罪主張を撤回した片山祐輔被告に、23日、JNNの記者が拘置所で面会しました。片山被告の最初の言葉は「だましていて、すみませんでした」というものでした。片山被告が初めて明らかにした犯行の動機とは?

 東京拘置所の面会室。眼鏡をかけ、無精ひげを生やした片山祐輔被告が記者の目の前に座りました。

 「この先のことを考えると、やっぱり死んだ方が楽だったかなと思う気持ちと、すがすがしい気持ちがあります」

 22日の裁判で無罪主張を撤回、起訴内容を認めた片山被告は、『真犯人』として初めて、犯行の動機を語りました。

 (Q.メッセージには捜査当局への恨みとあったが?)
 「あれはうそです。最初はただの腕試しのつもりでした。うまくいったので、どんどん雪だるま式にエスカレートしていったんです」

 一連の事件では、パソコンを遠隔操作された男性4人が逮捕されました。誤認逮捕が発覚し、片山被告が逮捕されるきっかけとなったのは、自らが報道機関に送った「犯行声明」でした。

 (Q.犯行声明を送った理由は?)
 「誤認逮捕は報道で知りました。その後、おととし10月ごろ“こうした方が面白いかな”と、犯人キャラを自分で作りながら書いた。スリルがあったから、何かし続けないといけないという気持ちを止められなかった」
 (Q.当初からシナリオを描いていたのでは?)
 「そこまで描いてない。場当たり的です」

 片山被告はいずれ捜査が及ぶと考え、パソコンのデータを消去するなど、証拠隠滅を徹底していたといいます。去年2月に逮捕された時の気持ちを、片山被告はこう語りました。

 「江の島の防犯カメラ映像の報道があったときは、やばいと思いました。それで、ずっと想定問答を繰り返していました。逮捕後、検察官に『猫に首輪を付けたか?』と聞かれ、『いいえ』と答えると突っ込まれなかったので、“映っていないんだな”“無罪を主張しよう”と思いました」

 「真犯人を名乗るメール」の自作自演が発覚し、犯行を認めざるを得なくなった片山被告。罪の意識はなかったのか、そう記者が問いかけると、片山被告は頭を抱えうつむきました。

 「良い自分と、悪い自分がいる。パソコンの前に座っているときは悪い自分です。ずっと苦しかった。つじつまを合わせるため、必死にうそをつき続けていた。誤認逮捕された人にも申し訳ない」

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