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「残虐ゲーム」強要半年、異例の逮捕…9歳が受けた深刻ダメージ

 残虐シーンの多いテレビゲームを、再婚した妻の連れ子の男児(9)に半年に渡って無理やりやらせ続けたとして、奈良県の介護士の男が1月、強要容疑で京都府警木津署に逮捕された。残虐ゲームが自治体などによって「有害」と指定されることはあっても、大人が子供にプレーを強要したという容疑での逮捕は、警察関係者も「記憶にない」という異例の事件だった。高齢者を介護する仕事に就きながら、子供に嫌がるゲームを無理強いし、さらには、子供相手に「自分にはヤクザの知り合いがいる」と凄んでみせた28歳の男。同署が強制捜査に踏み切った背景には、男児が受けた深刻なダメージがあった。

 ■嘔吐、下痢、頭痛、腹痛に苦しむ男の子

 1月7日、同署が逮捕したのは、奈良市内の老人介護施設で、介護士として高齢者の世話をしていた28歳の男だった。

 互いに離婚歴があった男と男児の母は、平成24年3月ごろに知り合い、同10月に結婚した。3人で同居生活を始めたのはその翌月からだ。

 男と同居を始めて約半年が過ぎた25年4月下旬ごろから、男児に目に見えて異変が出始めた。頭痛、腹痛、不眠などの症状を繰り返し訴え、嘔吐(おうと)するようになった。

 男児の母は、男が男児に残虐なゲームを強引にやらせていることに気がついていた。25年1月ごろにはそのうちの一つを男から取り上げている。しかし、その後も、ゲームの強要は続いていたらしい。

 母親と男児は同4月末に男と別居。同5月20日、かかりつけの内科小児科医が男児に出した診断は「ストレス性の自律神経障害」だった。

 思いあまった母親は「息子がゲームを無理にさせられ体調不良になった。どうしたらいいか」と同署に相談、同6月には被害届を提出した。

 ■「Z」区分の過激ゲームソフト

 男が男児にやりやらせていたゲームは、家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」などのソフトで、「グランド・セフト・オートIV」「METAL GEAR SOLID4」「鉄拳タッグトーナメント2」「喧嘩番長」の主に4本だった。

 いずれも、銃や日本刀を使って人を殺したり、人が路上で殴り合ったりと、暴力的描写が多いゲームで、ソフト自体にも、それぞれ12~18歳以上対象と表示されている。

 その中でも、男が最も長い間、男児にやらせていたという「グランド・セフト・オートIV」は米国発のゲームソフトで、架空の街の中で通行人を突然銃やナイフなどで脈略なく殺害したり、車を盗んで街を走り回ったりという犯罪行為が自由にできる内容。ギャングや売春婦なども登場する大人向けのゲームだ。

 このソフトについては、国内外で青少年に対する悪影響が議論されており、ゲームソフトの倫理審査機関、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)が、「Z」区分(18歳以上のみ対象)に指定している。

 さらに、捜査で判明したのは過激なゲームだけでなく、それをやらせる状況の過酷さだった。

 男児の話では、母親が仕事などで外出し、家の中で男と2人きりになると、男はいきなり態度を豹変(ひょうへん)させ、「アホ」「ボケ」「死ね」「お前なんかいらない」などの暴言を繰り返し浴びせた。

 男は「自分にはやくざの知り合いがいる」とまでいって、小学生の男児を脅えさせた上で、週に2~3回、1回につき2~3時間、自分のすぐ横に座らせ、ゲームをやらせ続けていたという。

 ■警察の判断

 母親から相談を受けた同署は当初、傷害事件として捜査を進めた。「複数の医学関係者に話を聞き、心的虐待や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの見解を得た」(同署幹部)からだ。

 しかし、同時に「PTSDは実体験によって引き起こされ、ゲームなどの架空体験では引き起こされない」とする専門家の文献もあることが判明した。

 また、セカンドオピニオンを求めた医学関係者が挙げた病名が同一ではなかったこともあり、傷害での立件は見送り、強要容疑に切り替えた。

 それでも異例の逮捕に踏み切ったのは、「男児の受けた被害は明らかであり、看過できない」と判断したからだ。

 しかし、男は逮捕された後も「強要はしていない」と容疑を否認した。そして1月28日、最後まで容疑を否認したまま、男は処分保留で釈放された。

 現在、夫婦は離婚調停中で、男児の症状も回復しつつあるというが、半年に渡り、幼い心に刻まれたダメージがもたらす影響はなお懸念される。

 長年繰り返されてきている議論でもあるが、あまたの残虐なゲームが多くの家庭に行き渡る中、大人がたとえ意図していなかったとしても、子供たちに深刻な悪影響を与えているケースは、どんな家庭でも十分想定できる。

 今回の事件について、同署幹部は「副次的ではあるが、社会に対する警鐘にもなれば」と話した。

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