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再開発進む武蔵小杉、移住迫られる住民の悲痛/川崎

 川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺で進む再開発事業に、当該区域の一部住民が反発を強めている。計画がこのまま進めば、建設される高層マンションへの入居か、他の土地へ移住するかの二者択一を迫られるためだ。「長年住み慣れた家から追い出されてしまう」-。住民からはそんな悲痛な叫びも聞こえてくる。

 再開発の区域は、同駅近くに位置する小杉町3丁目東地区の約1・1ヘクタール。520戸の住宅や商業施設、公的施設(市総合自治会館と小杉こども文化センター)が入る44階建てビル(約160メートル)が2018年度までに建設される。

 施工者は、地元の権利者で今後設立される再開発組合になる見込み。区域内には旧中原図書館や小杉こども文化センターなどの市施設もあり、市も権利者の一員として名を連ねる。

 権利者の女性が、自宅が区域内に組み込まれていることを知ったのはことし4月だった。この地に60年以上も住んでいる女性は大型犬も飼っており、マンションへの入居は不可能という。愛着もあり、「あまりに急な話で驚いた。この地を離れるつもりはないのに…」と困惑する。

 同じく権利者の女性2人も再開発に反対する。ともに90代の義母と実母と同居。環境の様変わりする高層マンションでの暮らしに不安を募らせている。

 市街地再開発事業には2種類あり、今回は権利変換方式を採用。区域内に土地と建物を所有する人は、資産の評価に見合う再開発ビルの床を受け取るか、補償をもらって区域外に転出するか選択する。たとえ現状の暮らしを望む住民がいても、権利者の3分の2以上の同意があれば組合は設立でき、強制的な事業推進が問題となった事例も全国ではある。

 組合加入に関わるのは土地建物所有者と借地権者で、今回の再開発のケースでは計25人。権利者の住民によると、このうち計画に反対しているのはわずか4人で、「村八分の状態」と明かす。

 再開発を推し進める立場を取る市まちづくり局は、本年度内に都市計画決定し、14年度の組合設立、15年度の着工というスケジュールを示す。ただ、一部の権利者に対しては「説明が不十分な点もあった」と認め、「ご理解いただけるよう丁寧に説明していきたい」とする。

 まちづくり・環境運動川崎市民連絡会の小磯盟四郎事務局長は「まさに超高層マンションによるまちづくりの陰の部分だ。再開発は公共の福祉を名目に掲げるが、実態は床面積を増やしてもうけを狙う大手開発業者の営利活動。それが今の市がうたう民間活用になっている。その裏で何十年も住んでいる人たちを強制的に排除し、犠牲にするシステムが本当に正しいのか」と問い掛けている。

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