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小久保ジャパンの主砲・中田の意外な事実「来年こそは認められたい」

新生・日本代表「侍ジャパン」は初陣となった台湾遠征で3連勝と最高のスタートを切った。その中でも4番を務めた日本ハム・中田翔外野手(24)は、意外な理由で現地の注目を集めた。台湾でも人気の日本製野球ゲームでかなりの強打者として設定されているため「実物はどんなにすごいのか」と期待されたからだ。だが全3戦で2安打と不発に終わり、現地メディアからは「ゲームの方がすごい」という失望の声も。4年後の次回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)までに、名実ともに日本の主砲に成り上がれるか。

 日本の2連勝で迎えた10日の第3戦(天母球場)。1点リードの9回1死無走者で迎えた台湾遠征最後の打席。日本のファンの「ナカタ」コールの中、初球を思い切りよく振り抜いた。弾道はファンにつかの間の期待を抱かせたが、左翼フェンス手前で失速した。

 「台湾のファンにも応援してもらってありがたかった。その中で大きいのが打てなくて残念」

 悔しそうに振り返った中田だが、確かに今回の遠征メンバーでは現地でも飛び抜けた注目度だった。台湾入りした空港からサイン攻め。通訳つきの現地メディア向けインタビューでも引っ張りだこ。打席に入れば台湾側の応援席からも大歓声。

 なぜ知名度が異様に高いのか。それは今春のWBCで台湾の英雄となった陽岱鋼外野手の同僚、という理由だけではなかった。コナミの「実況パワフルプロ野球」シリーズや、同「プロ野球スピリッツ」シリーズが、その勇名をとどろかせてくれていたからだ。

 地元メディア関係者は「台湾プロ野球が題材のゲームはつまらないので、日本のプロ野球のゲームをやっている人が多い。漢字表記なので大リーグのゲームより親しみやすい」と説明。日本のプロ野球をテレビ観戦しているファンはもちろん、中田のプレーを見たことがない層でも、ゲームを通じて強打者に設定されている「ゾンティエン(中田)」に興味や愛着を抱いたわけだ。

 現地記者が中田に対して「こちらでは中田選手がゲームの中でとてもすごい打者として有名だ」と水を向けるひと幕もあったが、本人は「テレビゲームじゃなく、グラウンドのプレーでもっと自分のことを知ってほしい」と苦笑いだった。

 ところが第1戦では5タコ4三振。第2戦も小久保監督が「あそこで打てていればワンサイドゲームになった」という5回1死一、二塁のダメ押し好機で最悪の併殺打に倒れた。第4打席でようやく台湾での初安打が出たが「結果オーライ。いいところに飛んだだけ。打ち損じが多い。情けない」と不本意な打席が続いていた。

 期待が外れた現地メディアからは「現実の中田よりゲームの中田の方がすごい。大振りしすぎ」と厳しい指摘も飛んだほど。ただ精彩を欠くのも仕方ない事情もあった。

 8月下旬に左手小指付近を亀裂骨折して離脱。10月に復帰したが、わずか3試合に出ただけで最下位のチームはシーズンが終了。「終わってからは実戦形式を一切やっていない」と実戦感覚のなさに苦しんだ。さらに沖縄での秋季キャンプではチーム事情から、入団当初に挑んだが“失格”の烙印を押された三塁へ再コンバートを命じられた。チーム再建のため復帰した白井内野守備走塁コーチから、厳しいノックの“かわいがり”を受け、慣れない動きで肉体の疲労はピークに達していたのだ。

 それでも代表に合流すれば侍ジャパンの顔として、試合でのフル出場はもちろん、連日のようにインタビューを求められる。この日の試合前には稲葉打撃コーチ、ヤクルト・小川、広島・野村とともに台北日本人学校を訪問。日本と台湾の子供たちや保護者合わせて500人と交流。「子供たちがかわいかった。日本と台湾で(座る位置は)別れていたが、心をひとつにニコニコしてよかった」と話した。小川と野村はすでに先発登板を済ませて第3戦はお役御免だったが、出ずっぱりの中田は心身ともに休まる暇がなかった。

 そしてプレーボールの声がかかれば日本の4番という重責を担う。小久保監督は「彼なりに恐ろしく重圧を感じているんだと思う。でも打てば普通の選手の3倍くらい褒めたたえてもらえる選手だから」と結果が出なくても決して4番から外さない方針。自らが現役時代にソフトバンク・王貞治球団会長から施された、主砲の帝王学を中田に引き継ぐつもりだ。

 この日の第3戦は4打数1安打。日本の4番として臨んだ初の海外遠征は3試合で13打数2安打。得点には全く絡まず不完全燃焼に終わった。4年後のWBCに向けて「来年こそは『4番は中田だ』と認めてもらえるように頑張りたい」とレベルアップを誓った。驚異の弾道を見せつけて、次こそは台湾のファンを「ゲームより実物の方がすごい」とうならせる。

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