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日本製ゲームのガラパゴス化 DS大ヒットの皮肉な落とし穴

 任天堂が昭和58年に「ファミリーコンピュータ」を発売以降、「ゲームといえば日本」が世界の常識だった。だが、近年はゲーム機の高性能化による開発費高騰に日本のソフト会社がついて行けず、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の次世代ゲーム機「プレイステーション(PS)4」は国内発売を延期する事態に陥った。だが、日本メーカーは携帯電話向けのソーシャルゲームに注力する状況が続いており、日本メーカーの“ガラパゴス化”が深刻な状況となっている。

 「PS4の日本発売は来年2月22日」。今年9月9日、SCEの新作ソフトが発表され盛り上がる同社の戦略発表会で、河野弘取締役が発したひと言に、会場は静まりかえった。PS4は欧米では11月発売と発表されており、日本のゲームファンの多くは「国内でも年内に発売されるだろう」と期待していた。冷や水を浴びせられたファンの怒りは大きく、SCEの公式サイトはすぐに批判コメントで炎上。SCEはあわてて「延期は発売と同時に十分な国内向けソフトを用意するため」などとするコメントを出した。

 SCEがPS4の発売を来年に延期した理由は2つある。一つは、予約が好調な欧米に生産数が限られるPS4を少しでも回したいため。同時期に発売される米マイクロソフト(MS)の「Xbox One(エックスボックス・ワン)」への対抗もある。もう一つの理由は、国内ゲーム会社の開発遅れだ。PS4の売り上げ増加には、「洋ゲー」と呼ばれる欧米メーカーのゲームではなく、国内メーカーの人気シリーズ作などの発売が不可欠だが、開発の遅れで年末商戦に十分なソフトを間に合わせることができなった。

 実は、ゲームの開発費は平成18年に現行のPS3が発売後、一気に高騰した。ハイビジョン(HD)画質対応になり、ゲームの品質が視覚表現などの点で大きく向上した反面、従来1本当たり5千万~1億円程度だった開発費が10億円を超えることも珍しくなくなった。結果、相当数のヒットを出さなければ開発費の回収が難しくなり、メーカーは安定した売り上げが見込めるシリーズ作に注力。新規作品がより売れなくなる悪循環に陥った。

 この状況下で、メーカーの「駆け込み寺」となったのが任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」だ。DSは頭脳ゲーム「脳トレ」で、これまでゲームに無縁だった層の取り込みに成功していた。DS向けなら1本5千万円程度の開発費ですむため、国内メーカーは相次ぎDS用のソフトを発売した。しかし、これが落とし穴だった。携帯型ゲーム機があまり売れず、据え置き型市場でPS3とMSの現行機「Xbox360」が激しくしのぎを削っていた欧米では、各メーカーが苦しみながらも技術を磨き、開発力を高めていた。

 専門家は「DSが予想以上にヒットしたことが、日本メーカーの開発力を停滞させてしまった。皮肉なことだ」と分析する。そしてDSブーム終了後、日本メーカーの多くは携帯電話向けのソーシャルゲームにシフト。結果、技術力の差はさらに開き、欧米メーカーが売り上げ1千万本級のヒットを連発する一方、日本発のヒットタイトルは激減した。

 気を吐く日本メーカーもある。「バイオハザード」で知られるカプコンと、「ファイナルファンタジー(FF)」のスクウェア・エニックス(スクエニ)。カプコンはPS4に完全新作、Xbox Oneに人気シリーズ最新作を投入予定で、スクエニはFF最新作を両機種で展開する。「日本のゲームは海外で売れない」とされるなか、バイオの最新作は世界で500万本以上を販売。次世代機向け新作開発の噂も飛び交う。カプコン幹部は「家庭用ゲーム機市場の収益は苦しくなっているが、技術開発から一度離れるともう二度と戻ってこれなくなる。次世代機でも挑戦を続けたい」と強調する。

 こうした日本ゲーム業界の“ガラパゴス化”を逆手に取った動きもある。中小ゲーム会社「コンパイルハート」(東京)は今年、日本で人気のジャンル「ロールプレーイングゲーム(RPG)」で、日本の「オタク層」を意識した作品を「ガラパゴスRPG」ブランドと銘打ち、10月10日にPS3で第1弾ソフトを発売。一部の販売店では品切れを起こす人気となった。技術力で取り残された国内ゲーム会社でも、生き残る道があることを示した格好だ。

 ゲーム雑誌「ファミ通」を刊行するKADOKAWAの浜村弘一常務は「開発費の高騰は避けられないが、一方で配信専用の予算を抑えたタイトルも増える。日本開発のゲームは日本向けになりがちだが、アイデア次第で十分勝負できる」と分析している。

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