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びわこで60年、90歳の競輪「予想屋」惜別の春

 京滋の競輪場でファンに愛された「予想屋」が静かに姿を消そうとしている。大津びわこ競輪(大津市)を拠点に60年近く予想台に立ち続けた90歳の男性は、3月の同競輪廃止とともに引退する。「これでメシを食ってきた。やっぱりさみしい」。廃止が検討されている京都向日町競輪(向日市)でも現役の予想屋は1人。「本当の競輪を教える人がいないことが今の問題」と憂う。
 「さぁー、1番狙い、これもいっとくで」
 びわこ競輪の車券売り場。大正生まれの男性(90)=大津市=が観客に呼び掛けた。次のレースの本命や穴など独自の予想を記した紙をポケットに入れている。常連客が近づくと黙って100円玉を受け取り、素早く紙を手渡した。周りの観客に予想がばれないようにとの配慮がある。
 男性はびわこ競輪が始まった3年後の1953年に予想屋になった。「南満州鉄道から陸軍に入り、戦争が終わったら仕事はヤミしかなかった。予想屋は役所に登録する正業やし始めたんや」
 レース開催日は早朝に競輪場に入る。選手の脚力、出身地、成績などを見て十数レースの予想を立てる。「びわこ競輪はバンク(走路)が長く、力と力の勝負がある。この商売で3人の子を育てた」と誇り、常連も「オッチャンは人情家」とたたえる。ただ、「家族に迷惑を掛ける」と写真や名前の掲載は固辞した。11~13日の最終レース「大津びわこファイナルカップ」が最後の商いとなる。
 昭和の最盛期。びわこ競輪だけで30人以上の予想屋がいたが、大半が戦前生まれで引退し、2月には男性と西本孝男さん(61)=奈良県大和郡山市=の2人しかいなかった。
 西本さんは向日町や奈良競輪でも立ち、向日町では唯一の予想屋。「勝つ人を作るのが僕たちの仕事。本当の競輪を教える人がいないとファンは増えない」。今後はインターネットでの予想に商売の軸足を移すという。

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