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軽くても実用性抜群! ウルトラブック「LaVie Z」で見えたNECの底力

 2012年7月3日に正式発表されるやいなや、ガジェット好きを中心に話題をさらったNECパーソナルコンピュータ初のウルトラブック「LaVie Z」。13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながら、900gを切る驚異的な軽さが特徴だ。数字だけを見ると同社の言うとおり“異次元の軽さ”だが、処理性能や操作性などパソコンとしての使い勝手はどうなのか? その実力を試した。

 なお、今回のテストには試作機を使っている。8月23日に実際に発売される製品とは若干異なる場合があるので注意してもらいたい。

まるでモックアップ、驚きの875g

 手に取ってみると、薄くてとにかく軽いのに驚かされる。初めて持ったときは、基盤やバッテリーが入っていないモックアップかと思ったほどだ。重さはカタログ値で約875g。

 ウルトラブックは13.3型クラスだと1.3~1.4kgの製品が多い。一回り小さな11型クラスでも1kgを切る製品は少ない。さらに小さな10型クラスのモバイルノートでも900gを切るものはほとんどない。10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載するパナソニックの「Let'snote Jシリーズ」に約900gのモデルがあるが、それよりも軽いのだ。

 閉じるとほぼフラットな形で、厚みは最厚部で14.9mm。ウルトラブックの中でも最薄クラスだ。軽くて薄いので携帯性は抜群に高い。薄いビジネスバッグに余裕で収まるし、余分な突起のないシンプルなデザインなのでカバンからも出し入れしやすい。

 これほど軽くて薄いと強度が心配になるが、非常に剛性感のある作りだ。パームレストの端を持って、持ち上げてもたわみが少なく、キー入力時の安定感もある。

 この軽さ、薄さ、強度を実現するために、底面には独自開発というマグネシウム・リチウム合金を採用。他社のウルトラブックによく使われているマグネシウム合金やアルミニウム合金よりも軽くて丈夫な素材だ。ディスプレイとキーボードをきょう体と一体型の設計にして、薄さと強度を両立している。約0.8mmの薄型の基板など、NECパーソナルコンピュータのノウハウがふんだんに盛り込まれている。

ディスプレイは高解像度だが画質は平均レベル

 ディスプレイの画質は、明るさはまずまずだが、コントラストはやや浅めだ。発色はやや赤色が弱い印象を受ける。画質は少々物足りない。

 解像度は1600×900ドット。ウルトラブックも含めてWindowsノートパソコンは1366×768ドットのディスプレイを搭載しているものが多い。それよりも解像度が高く、複数ウィンドウを並べて作業をするときなどに便利だ。Excelのワークシートもより広い範囲を一画面で表示できる。最近、こうした解像度の高いディスプレイを搭載するノートパソコンが増えつつあり、1つのトレンドになっている。

薄型だが打ちやすさいキーボード

 キーボードは、ボディーに開いた穴からキートップが顔を出すアイソレーションデザインだ。キーはボディーと同じ色で、刻印は黒で視認性が高い。

 キータッチはやや軽めだ。キーピッチは約18mm。A4ノートに多い19mmより若干狭いが、問題なくキー入力できる。キーストロークは1.2mmでさすがに浅く、Enterキーなど大きいキーのタッチはややパタパタしてしまっている。それでも、キーのぐらつきはなく、薄さを考えると十分合格点のキーボードだ。キー配列に窮屈なところはなく、スペースキーも十分な長さが確保されている。海外のウルトラブックにありがちな、Fキーが小さくて押しにくいこともない。

 タッチパッドは、パームレストの幅いっぱいの大きめのものを搭載する。ウルトラブックでトレンドとなっているクリックボタン一体型タイプだ。面積が広いのでジェスチャー操作がしやすい。総合的に操作性は優秀と言っていいだろう。

高速なSSDでストレスなく使える

 ラインアップは2機種。主な違いはCPUと記憶装置の容量だ。上位機種の「LZ750/HS」はCore i7-3517U(1.90GHz)を搭載、下位機種の「LZ550/HS」はCore i5-3317(1.70GHz)を搭載する。どちらも第3世代Core iシリーズ(開発名、IvyBridge)のデュアルコアCPUで、負荷に応じてクロック周波数を一時的に引き上げて処理性能を高める「ターボブースト機能」を備える。チップセットは省電力版の「UM77」を組み合わせている。

 メモリーは4GB。競合他社のウルトラブックと同様、利用者による交換や増設はできない。グラフィックスはCPU内蔵の「インテルHDグラフィックス4000」を使用する。記憶装置はどちらもSSDで、LZ750/HSは256GB、LZ550/HSは128GBのものを搭載する。今回は、LZ750/HSをテストしたが、操作に対するレスポンスがよく、ストレスなくインターネットや付属ソフトを利用できた。動画編集やフォトレタッチなど重い処理に使うのでなければ、処理性能に不満を感じることはまずないだろう。

 OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版。Office 2010 Home and Businessが付属する。無線機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HSに対応。モバイルWiMAXには対応していない。屋外でインターネットに接続するには、モバイルルーターやテザリング対応携帯電話などが別途必要だ。

拡張性はやや低め

 拡張端子の種類と数はウルトラブックの標準レベルといったところで、それほど高くはない。USBポートはUSB3.0とUSB2.0を1つずつ搭載。USB2.0は電源オフ時でも携帯音楽プレーヤーなどを充電できる「パワーオフUSB充電」に対応。そのほかHDMI出力、メモリーカードスロット、音声出力を備える。面白いのは電源コネクターの形状。薄型化のために独自に平たい形になっている。

携帯性は抜群

 前述したように、約875gの超軽量薄型ボディーで持ち運びやすさは文句なしだ。ACアダプターは、本体と一緒にかばんに入れて持ち運びやすいように、薄く平たい独自の形状をしている。重さはカタログ値で約260gだ。

 バッテリー駆動時間は約8.1時間(カタログ値)。ウルトラブックとしては平均的な長さだ。電源のない場所で半日ほど使うのなら十分間に合うだろう。また、1時間でバッテリー残量0から約80%まで充電できる急速充電機能を搭載。会議と会議の間など短い時間でかなり充電できる。総合的に携帯性は優秀だ。

実用性の高い軽量モバイルノート

 LaVie Zは、13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながら、875gという驚異的な軽さを実現したウルトラブックだ。処理性能、操作性、バッテリー駆動時間などを犠牲にしておらず、モバイルノートとしての実用性がきちんと確保されている。NECの底力を見せつけられたような、久々にゾクゾクさせられた素晴らしい製品だ。

 難点を挙げるとすれば価格だ。予想実売価格はLZ750/HSが16万5000円前後、LZ550/HSが13万5000円前後。Officeソフトが付属することを考えても、競合他社の商品と比べると高価だ。ただし、この軽さは他社のウルトラブックにはない魅力で、携帯性を重視する人には有力な選択肢になるのは間違いないだろう。

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